お家を売る手段の1つに、
任意売却というものがあります。
返済が滞ってしまった場合に、金融機関との交渉で物件を売る行為です。
では、具体的にどのようなメリットとデメリットがあるのでしょうか。
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任意売却とは
任意売却とは、住宅ローンの返済に滞ってしまった場合に、住宅を売却して返済義務を一部免除してもらう行為のことです。
6か月以上滞納を行ってしまい、返済する術をすべて失ってしまった場合が対象です。
任意売却の実行には、債権回収会社との同意が必要になります。
売却の手続きは、個人ですべて行う必要があり、仲介業者などを探す必要があります。
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任意売却メリット
任意売却のメリットは、周囲にローンの滞納を知られずに家を売ることができる点です。
通常ローンの滞納を行うと債権者が訴訟を起こし、裁判沙汰になってしまうことがあります。
裁判沙汰になると、インターネットなどで情報が公開されることがありローンの滞納情報なども周囲の人に知られてしまうことがあります。
一方
任意売却は、債権者との合意の上で家を売る為、匿名で売却を進めることができます。
ローンの滞納情報が知られることが知られずに、
任意売却を進めることができます。
これが、
任意売却のメリットといえるでしょう。
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任意売却のデメリット
任意売却のデメリットは、信用情報がブラックリストに載ってしまう点です。
この場合のブラックリストとは、ローンの滞納で生じた結果になります。
ローンを6か月以上滞納することで信用機関に滞納情報が更新されてしまい、ブラックリストに載ってしまうのです。
ブラックリストに載ると、5年以上はクレジットカードや分割払いが利用できなくなります。
▼まとめ
今回は、
任意売却のメリット・デメリットについてお話いたしました。
任意売却は、債権者との同意のうえで初めて実行することができます。
メリットは、周囲にローンの滞納を知られない点知られないこと。
デメリットは、ローンの滞納でブラックリストに載ってしまうこと。
これらを把握していただければと思います。