住宅ローンを返済できなくなった時の救世主として、
任意売却があります。
場合によっては、
離婚に発展するケースもあり夫婦関係に亀裂が入ってしまうことも。
しかし、
任意売却は、
離婚前に行うと良い理由があります。
その理由をお話していきますね。
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離婚前に
任意売却を行う方が良い理由
離婚前に
任意売却を行うのが良い理由は、大きく分けて2つあります。
2つの理由について、詳しくお話しします。
■借金返済の話し合いをするため
最初の理由が、借金返済の話し合いをするためです。
任意売却を行ったら、ローンがすべて帳消しになるとは限りません。
場合によっては、残債が残るケースがあります。
この時の残債を、夫婦でそれぞれ負担するのか、どちらかが負担するのかを話し合う必要があるのです。
離婚した後だと、このような話し合いが行えなくなります。
その為、
離婚前に
任意売却を行う方が良いのです。
事前にしっかり話し合いをしておくことで、トラブル回避にも繋がります。
■
任意売却に労力がかかる為
2つ目が、
任意売却そのものに労力がかかる為です。
任意売却は、短くても3か月以上はかかるものだと考えておいてください。
その間に、
離婚調停を開くと、余計な時間がかかってしまいます。
気が付いたら、
離婚調停しか解決していないという事態も考えられます。
そうなると、肝心の
任意売却が行えなくなります。
最悪の場合物件が、競売にかけられてしまい裁判費用が上乗せして請求されることも。
任意売却を行う時は、
任意売却だけに時間を費やせる状態にしておきましょう。
▼まとめ
今回は、
任意売却は
離婚前が良い理由についてお話いたしました。
お金の問題で
離婚してしまうケースが散見されますが、一度冷静になって今後どうするかを話し合うことも大切だと思います。
一大事の時こそ、夫婦で力を合わせることも、求められるのではないでしょうか。